そーる

ポセイドンのそーるのネタバレレビュー・内容・結末

ポセイドン(2006年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

Netflixにて。
ポセイドンアドベンチャーのリメイクとのこと。

俳優も豪華で、
カートラッセルは嫌味な役かと思えば元消防士の元市長、そして大火事から人々を救った英雄というとてつもなく善人でした。笑

本作、珍しく脱出しようとするメンバー皆が協力的で、特に人間関係でイライラすることがなかったのが良かったです。
(強いていえば橋から落ちた飲んだくれくらい?笑)

ただエレベーターのシーン、
おじさまを救うかおじさまと給仕の2人とも死なせるかの選択で、
振り落とせ!はなかなかできることではないです、、
ここだけちょっと表現の意図がよく分からなかったので残念。

あとは主人公のバックボーンが見えなすぎて
ただのいかれたサバイバーみたいになってしまっていたところが残念。
海軍にも長くいたらしいし、船にも詳しいのも分かるのだが、
なんのために客船に乗り合わせていたのか?
カジノでふんだくるため?

また、強烈までに自分だけでも生き残ろうとする精神の割についてきたみんなを助けようとする感じも逆によくわからず、空虚でした。
他のキャラクターの設定や描き方が良すぎただけに残念です。

ただ作品自体は総じて満足できました。
1時間半によく収まってると思います。
そーる

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