このレビューはネタバレを含みます
Netflixで鑑賞。
これ実話なのですか、、、
邦題がまた秀逸ですよね。
ロビンウィリアムズ演じるセイヤーが言っていました。
彼らは眠っているだけだと。
そこから対パーキンソン病新薬を試験的にレナード達に投与することで、彼らは一時的ではありますが目を覚ます。
目を覚ました先で、迎える朝。
これがレナードの朝なのでしょう。
見舞いに来ていた女性に恋焦がれたことも、
母親への反抗期も、
30年間眠っていてできなかった人生を経験していました。
皆さんと同じく女性と食堂で最後に踊るダンスはもちろん大好きなのですが、
新薬投与の資金のためにスタッフ達が小切手を院長に渡すところや、
レナード含め同じ症状の人が目を覚ましたあと、
ダンスホールで過ごす時間が大好きでした。
話の随所に人の温かさが出る作品のため
どうしても美談にしたくなってしまうのですが、
これが実話をもとに作られているのであれば
この現実を受け止め、今の自分たちに何ができるのかをちゃんと考えていかなければならない。
そんな使命を感じる作品だと思います。