鍋山和弥

ターミネーター4の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

ターミネーター4(2009年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品では、人間とマシーンの、ハイブリッド、『マーカス』が、登場する。彼は、人間の、基地に、潜入する役割の、ターミネーターの、プロトタイプとされている。ここで、考えさせられるのは、彼は、人間か機械か?その答えは、この作品の最後の、セリフにあると思う。『人間か機械かは、心を、震わせることが、できたかどうかだ』。心を、震わせる。それは、感情が、あるかどうか。使い捨ての道具ではなく、互いに助け合う。互いに助け合うことが、できなければ、やはり、感情など、無いのかもしれない。映画の最後、『マーカス』は、『ジョン・コナー』と、助け合った。『ジョン・コナー』に、心臓まで、与えた。それどころか、様々な人を、助けた。例え、体が、機械でも、『マーカス』には、紛れもなく、感情があった。『マーカス』は、人間らしい人間と、呼べるのでは、ないだろうか?
鍋山和弥

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