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夜の第三部分のGTのレビュー・感想・評価

夜の第三部分(1972年製作の映画)
3.7
ナチスに家族を殺された男がある日殺された妻とそっくりの女に会う…といった大雑把なところはなんとなく分かるんだけど台詞なんかが抽象的なことしか言わないうえ時系列が前後したり妄想だか現実だかよく分からないシーンがあったりそもそも時代背景がよく分からないし説明もほぼないのでストーリーを追うのは困難(俺が頭悪いだけかも)。
そしてそんなストーリーなどどうでも良くなってしまいそうな、強烈な絵面の数々。始まって数分で始まるやけにリアルな出産シーン(胎盤みたいなのがズリュって感じで出てくるのが死ぬほど気持ち悪い)。そして他のコメント欄にも書かれてる、シラミのアップ。シラミってこんな感じで血吸うんすね…。そして血を吸ったシラミを引きちぎって血がぶしゃーっと出てくる。最後のカオス感好き。自分と出会うドッペルゲンガー的展開、「ポゼッション」でもやってた気がする。
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