幕のリア

狂った一頁の幕のリアのレビュー・感想・評価

狂った一頁(1926年製作の映画)
4.0
気狂い病院。
鉄格子を挟み、どっちが内でどっちが外なのか。
 
この映像感覚には覚えがある。
エイゼンシュタインか、フリッツラングか。
そう言えば、時代は大正から昭和に移る変わる同時代。
そして、四半世紀以上も後に呪いのビデオへと姿を変えるDNAの起源がある。

トーキー期の目眩く幽玄、狂気、恐怖が悍ましい。

本作から30年後に撮られた衣笠貞之助のカラー作品「地獄門」までの遍歴も追わねば、の思いを強くした。

〜〜

今日の一曲

一頁
ジミーペイジ

The Firm Radioactive

https://m.youtube.com/watch?v=Ff3V8nkid2E

ポールロジャース、前から誰に似てんなーと思ってだが、トラボルタだった
幕のリア

幕のリア