Eight

狂った一頁のEightのレビュー・感想・評価

狂った一頁(1926年製作の映画)
3.6
2024年148本目

今から100年程前にこのような前衛的な映画があったとは全く知らなかった 内容も言うまでもなく雰囲気や演出など到底万人受けはしなかっただろう

内容は家庭悲劇を描いた作品だがサイレント映画ということもあり台詞が無く意味が分からなかったので、Wikipediaを参照しながら鑑賞。
話の流れ自体はそこまで難しくはなかったが、独特な演出(仮面を被せる)や絶妙な雅楽器の音色が相まって不気味さが滲み出ていた そのため理解するのに時間を要した。

前衛的な映画は万人受けしないがある特定の層に刺さるし、何より監督自身が作りたい映画を制作したというのが画面越しから伝わってくるので個人的にはこういう作品は好きである。
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