香港警察のスーパー・コップによる活躍をコミカルに描いたポリスアクション「ポリス・ストーリー」シリーズの第三弾。
ジャッキー・チェンが主演、ミシェル・ヨーとマギー・チャンがWヒロインを演じ、ユン・ワー、ケネス・ツァンらが共演。
香港警察のチェン・カクー刑事（ジャッキー・チェン）は、インターポールからの要請を受けて、東南アジアを牛耳る国際麻薬王チャイバ（ケネス・ツァン）を逮捕するために、中国公安部のヤン部長（ミシェル・ヨー）と組んで任務にあたることなった。二人は、チャイバの片腕で炭鉱労働として服役中のパンサー（ユン・ワー）を脱獄させて、チャイバに接触しよとする.....
香港警察のスーパーコップの活躍を描いたポリスアクションシリーズの第三弾。
ジャッキー・チェンならではのコミカルで軽快なアクションを交えながらテンポよくストーリーが展開する。マギー・チャンが緊張感のない彼女役を演じ、対して本格カンフー女優のミシェル・ヨーが頼れる相棒を演じ、異なるキャラのWヒロインがストーリーを盛り上げる。
ジャッキー・チェンはもとよりミシェル・ヨーとの息の合ったアクションや、ケーブルトロッコ・列車・自動車・バイク・モータボート・ヘリなどを使った陸海空の乗り物アクションも楽しめる。
黄金の三角地帯にある敵のアジトでは、戦車の登場に加えてロケットランチャーも使った派手な戦闘が展開し、後半のクアラルンプールでは走行中の列車とヘリの攻防が繰り広げられ、大がかりな爆破シーンも目白押しです。
ジャッキー・チェンのヘリによる宙吊りの縄梯子アクションやミシェル・ヨーの走行中のトラックから自動車への飛び移り、バイクによる走行中の貨物列車の屋根への飛び乗りなどCG無しの本人たちによる体を張ったアクションに目が釘付けです。
これらのアクションシーンはもとより、貨物列車上でのヘリの爆破シーンなども含めてビックリするような危険な撮影風景がエンドクレジットで流れて最後まで楽しめた。
2023.12 BS松竹東急で鑑賞（よる8銀座シネマ・吹替）
