1ヶ月の間だけ、沖縄の離島にサトウキビガリで集まった男女六名。話したくないことは話さなくていいという掟のもと、ぶつかりながらも互いを理解していく。
人間生きてりゃいろいろある。けれどもそこで出会うということは、大半が自分で選んでそこにいるという事実。じゃあ自分なら他人のことにどれだけ入り込めるのか。もしくは見守れるのか。
個人的にはまとめ役のゆたかくんの想いに共感した。立場や行動、選択も違うけど、ほんとそのためにやってるからこそ、若造に突っかかってこられる。誰もわざわざ威張りたい人なんていねーだろ。
それを共有できるのはお別れの時くらいなのにも関わらず。
あともうちょっと終わり方なかったかなとおもったけど、何より沖縄のおじいおばあの大きさに魅せられた作品だった。