海賊K

深呼吸の必要の海賊Kのレビュー・感想・評価

深呼吸の必要(2004年製作の映画)
3.4
1ヶ月の間だけ、沖縄の離島にサトウキビガリで集まった男女六名。話したくないことは話さなくていいという掟のもと、ぶつかりながらも互いを理解していく。

人間生きてりゃいろいろある。けれどもそこで出会うということは、大半が自分で選んでそこにいるという事実。じゃあ自分なら他人のことにどれだけ入り込めるのか。もしくは見守れるのか。

個人的にはまとめ役のゆたかくんの想いに共感した。立場や行動、選択も違うけど、ほんとそのためにやってるからこそ、若造に突っかかってこられる。誰もわざわざ威張りたい人なんていねーだろ。

それを共有できるのはお別れの時くらいなのにも関わらず。

あともうちょっと終わり方なかったかなとおもったけど、何より沖縄のおじいおばあの大きさに魅せられた作品だった。
海賊K

海賊K