深呼吸の必要の作品情報・感想・評価・動画配信

『深呼吸の必要』に投稿された感想・評価

JEP

JEPの感想・評価

4.5
中学2年生の当時、何かの用事で母親と横浜に行った時、用事が終わった後に時間があったので映画でも見ていくかということになり、横浜駅すぐ近くのミニシアターで鑑賞。

当時、九州から横浜に引っ越してきて数ヶ月経ったものの、親しい友達がなかなかできず、学校がおもしろくないな〜、しんどいな〜と思っていた自分にとって、いろんな悩みを抱えた登場人物たちが最後にはもくもくとサトウキビを刈っている姿を見て、『あーそうか、大人でも悩むもんなんだな』と共感し、心をまるっと持っていかれた初めての映画だった。

映画観た後は、映画館の隣りにあったシェーキーズの食べ放題ブッフェで腹がはち切れそうになるまで食べながら、確か母親の映画遍歴を聞いた気がする。

現在は映画の細かいストーリーやシーンはほとんど覚えていないので、スコア4.5の数値は映画自体の評価というよりも、自分の強烈な映画体験による思い出補正のほうが大きい気がする。。。


いま振り返ると、ブレイク間近の長澤まさみや成宮寛貴が出演していて、なかなか豪華な顔ぶれだったんだな〜。
 この映画知らなかったけど、待てよかった。今、もしキビ刈り隊行けたら行ったみいな。沖縄には学生時代と働き出しても3年くらいは行ってた。
 あの気候もあの空と海と風もその匂いも大好き。でもきっと人と人の関わりの中で、みんながそれぞれの思いを乗り越えれたんだと思う。
一番大切なのは、優しさだと改めて思った。人を本当に動かせるのは愛のない厳しさや、コーチングのようなテクニックではなくて、深くて広い本当の優しさだとおもった。
ryota

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4.2

このレビューはネタバレを含みます

見る人にとっては退屈極まりない映画かもしれませんが、私は大好きな映画です。時折、観直して元気をもらえる映画って貴重で、この作品はその一つです。

内容は至ってシンプルです。キビ刈り隊という、内地から沖縄(おそらく宮古島)へネットの募集で集まった人たちが、言ってみればアルバイトで、35日間、サトウキビを狩る話です。男女5人が下宿のように一緒に地元の家に暮らしますが、恋愛のいざこざや大きな事件はほぼ起こらず、ただひたすら毎日きびかりに出かけます。申し訳程度にそれぞれの人物の内地での事情も明かされますが、さして踏み込みません。途中、リーダーのようなフリーターのような先輩が事故に遭いますが、割とすぐに復帰します。ね、退屈でしょ?でも、そこがいいんです。

個人的な話をしますが、私も19歳の時に、同じような経験をしました。私の場合は沖縄ではなく東北で、サトウキビではなく田植えをしてました。たった2週間のことでしたが、今でもその時のことは鮮明に覚えています。こういう体験って、めちゃくちゃ貴重なんだと思います。何がいいかって、劇中でも長澤まさみの台詞にありますが「クタクタになるまで働いて、帰ってきてご飯を食べ、ぐっすり寝る。そうすると次の朝、気持ちよく目が覚めて、また働きに出かける」こんな当たり前のことを実感できるからです。この映画からもその空気感が十分に伝わってくるので、忙しい時や行き詰まったり悩んだりしている時にこの映画を見ると、深呼吸をしたくなって笑、気分がスッキリするんですね。

映画の作りとしてはドキュメンタリーなのか劇映画なのかよくわからない普通の仕掛けで、少しも気を衒わず淡々としています。それがいいのかどうか、映画としての価値としては微妙ですが、私がお勧めしたいのは、こういう体験がもし出来る年齢や状況であれば、絶対に一度はトライすべきだということでした。
pon

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3.0
なんも起こらないし誰も死なない、のんびりよんなーよんなー。
この頃って眉毛細いの流行ってたよね、とか全然関係ないこと思いながら、沖縄行きたい!となる風景、ごはん、おじいおばあ。
若いときに体使うバイトしとけば良かった~
kingsman

kingsmanの感想・評価

3.1
沖縄に短期バイト行きたくなった。

みんな本土から逃げてきた人ばっかり。
そんな人でも、目標を持つと、生きがいを見つけられる。それは、自分で目標を見つけることができれば強固なものになる。

おれさー。このあと北海道、千葉、岡山・・に行くんすよ。農家さんが離してくれくれないんだよ。てそらキレられるよ。どこに住民票何だよて言いたくなるよな。先輩ズラしたいだけやろってな
wakana

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3.6



粒そろいのキャストの割には、あまり深い掘り下げはなかったが(TVドラマじゃないからしょうがないか・・)、なかなかいい映画。

主演の香里奈の他に長澤まさみ、金子さやか、谷原章介に成宮クン。

長澤ちゃんは『セカチュウ』と掛け持ちで参加。

舞台は沖縄の離島。
撮影されたのもも宮古島みたい。

皆はサトウキビ採集のバイトに集まったメンバーで同じ時間を共有する。

似た設定のフジTVの『牛に願いを』では、最初嫌な役だった香里奈、ここでは一番まともな好印象の役だね。

(テレビ朝日「シネマエクスプレス」/録画)
竜平

竜平の感想・評価

3.8
さとうきび畑を刈る短期アルバイトのため沖縄にやって来る見知らぬ男女たち、その一夏の物語を描く。

めちゃくちゃ久しぶりに鑑賞。出演は香里奈、谷原章介、長澤まさみ、成宮寛貴、大森南朋などなど。このシチュエーションだと恋愛モノを想像してしまいそうだけども今作はというとそっち方向の話は一切なく、がっつりヒューマンドラマ。登場人物には礼儀正しい人、極端に暗い人、あっけらかんとしてる人やいちいち鼻につく先輩など様々。じつはそれぞれに事情や抱えてるものがあって、それが徐々に判明してくる。ひたすら単調な作業の繰り返しで展開としてはダラダラしてるように映るかもなんだけど、その日々を通してそれぞれが少しずつ何かを感じ、また他者から何かを受け取り、やがて他人同士を理解し合っていく、その様というのがなんとも良き。沖縄という地の雰囲気なども相まって、じんわりと胸に響いてくる感じ。全編を彩る小林武史の音楽、またMy Little Loverによるエンディングテーマ「深呼吸の必要」なんかも素敵だったりして。

劇中にある労働環境とか時間とか日給とか、見ていて初めは自分だったらやりたくないなーとか思ってたけども、そこにあるのは「経験」とか人との「交流」とか、なんというか金では変えられないものであることを見ていくうちに感じた次第。なんかそーゆーのって大切だよなと。久しぶりの鑑賞で内容も結構忘れちゃってたけども、この題材にこのタイトルは非常に良き。ダメになったらやり直せばいい、ひとまず、深呼吸。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.4
今いる場所で、息ができなくなったら思い切って遠くに出かけよう。

誰もあなたを知らないその場所で、一心不乱に汗を流して仕事をしてみたら違う景色が見えるかもしれない。

深呼吸は誰にでも必要。
きれいな空気で深呼吸をすれば、新しい気持ちで明日を迎えられるはず。

ワケアリの若者の男女がやってきたのは沖縄のとある離島。

年老いた平良夫婦と、バイトを仕切る田所。
全くの初心者である5人の若者はハードなサトウキビ畑に悪戦苦闘しながら、だんだんと違う自分を見つけていく様子を、のどかな沖縄の自然と共に魅せた作品。
香里奈さんがヒロインで、谷原章介さん、成宮寛貴さんなどのほか、「世界の中心で愛を叫ぶ」でブレイク寸前の長澤まさみさんが出ていて、キャストが実はかなり豪華。

ヒロインの香里奈さん演じるひなみはワケアリな感じではなく、好奇心でこのバイトを選んだみたいな女の子だったが、それ以外はなにかとズシンと重いものを抱えている。
実際こういう離島のバイトってそうなのだろうか?
リゾートバイトに抱えてたイメージがこれを観ると180度違って、故にこの物語も観る前に期待していたものとは違ってちょっと驚いた。
ここには綺麗な海も、星いっぱいの夜空もない、ただひたすら一面にあるサトウキビの景色は魅力的な沖縄の景色とは違う。
若い男女で集まってるが、恋愛の空気なんかも皆無。

こういう映画って、安易にこういう離島の雰囲気を理想郷のように見せて、やってきた傷ついた者たちを優しく包むような見せ方になりがちだけど、離島でのアルバイト、この作品を見たらきっとみんな、躊躇するに違いない。
それくらいサトウキビ刈りってハードで、生半可な気持ちじゃダメなんだってことがわかる。
でも、この物語の若者たちには、このハードなサトウキビ刈りも、みんなと出会うことも必要だった。
居心地が悪くなるような喧嘩や、ハードな仕事を通して、凝り固まった自分の世界が洗い流されて、皆シンプルな自分に近づいていってるのが見ていてわかる。
大切だと思える仲間と共に、朝から晩まで働いて、汗を流して、冷たいお茶を飲んで、深〜く深呼吸をする。

ただ、一心不乱にサトウキビを刈っていたのが、いつのまにか大切な家族になっていた平良夫婦のために働き、誰も、何も強制していないけど、自分自身で大切なもの(こと)に気がついていく彼らの姿を観ながら、人間としての原点が何かを問われているような気分にさせられました。
kapi

kapiの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良い話だった…
友情、努力、勝利(ジャンプか…?)

誰にも話したくない「なにか」を抱えた若者たちが、田舎のサトウキビ刈りのアルバイトへ一ヶ月間働きに行く話。

大変だろうけど、こんなの一生残る青春だよな…。私もこんな経験してみたい。

序盤、誰かが棘のあることを言った時の空気のピリツキとかがリアルで見ていられなかったけど、そこから少しずつ、みんなが心を開いていくのがとても心地よかった。

一人一人、心の閉ざした部分が全て解明されていくわけじゃないけど、そこはこの映画にとってはどうでも良い。平良家のルールで「話したくないことは、話さなくて良い」んだもんな。

おじい、おばあがとても柔らかくて、どんなこともどっしりと受け入れてくれて。長澤まさみ演じる加奈ちゃんが夜中に水道で頭を洗っているのを拭いてあげるおばあだとか、加奈ちゃんが手持ち無沙汰で居間にふらふら行った時、当然のように座布団を用意して「おいで」と優しく受け入れてくれたおじいおばあ。その空気感になんだか泣けました。

ラスト、「恒例なので、みんなの初日の顔を一枚ずつ撮っていきます」と、次のグループに豊さんが初日の説明をしてるところで、最終日にみんなで撮った集合写真が映るところ、すごくグッと来ました。みんな、とっても良い笑顔で、楽しそうで。初日のときの顔と最終日の顔、驚くほどにみんな違くて。泣けます。

My Little Loverのエンディングも良かった。
えり子

えり子の感想・評価

3.7
そうだ、深呼吸が必要なのです。
長澤まさみさんが顔がはっきりと写らない気がした。
肉体労働はキツイけど、疲れてぐっすり眠れる。
余計な事を考えないですむ。
ラストが良かった。
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