そば

ボーン・アイデンティティーのそばのレビュー・感想・評価

4.2
何回か観たけど、改めて観るとこういうストーリーだったのかと思った。
また、映画一本を通してボーンの持っているものが解放されていく様は
一本まるまるボーンの自己紹介というか、そういう感じがしていい。
一本まるまる使う事で、長編を暗示していたのかな。
物語の中での色んなイベントで、ボーンの素質を紹介してるんだなと思った。
色んな言葉が喋れたり、銀行では逃走術だったり
最初の暗殺者と対峙するところでは、近接格闘技だったり、ボクシングもできたり。
教授と戦うところでは、銃器や環境を利用する戦闘IQ。
CIAのアジトを見つけるのなんかもスパイの素質そのものだ。
好きな場面は、スナイパーとショットガンで戦うシーン。
完全に不利な状況で、環境と持っているものだけで立ち向かうところがいい。
あとは階段から落とす死体に乗って、迫る敵を倒すシーン。
ここは衝撃的だったね。
でも子供ながらにも、落とす時は放物線を描く動きなのに
死体に乗った状態で撃つ時は垂直落下気味に落ちてるんだよね。
普通の事務っぽいニッキーが、クリス・クーパーを差し置いてしばらく出続けるとは
この頃は露にも思わなかったね。
EDのExtreme Waysがまたカッコいいんだよね。
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