フォックスキャッチャー大好きなんですが、
今作も本当に似た構造があって何度も見てる。
孤独な弱者が権力のあるものに持ち上げられるも、
あちらの都合で突き放されるって構造を
それぞれ反対側から描いてる二作とも言える。
カポーティの振る舞いは弁解の余地なくひどいもので、
「作品のため」ということを周囲に隠してもいない。
でも本人にはタイトルを隠すとこなど痛々しい。
メルもボーイフレンドも注意は促すんだけど、
カポーティには最後まで響かなくて、
それだけに字幕でこの後一作も完成させられなかったと聞くと、
もっと周囲にもできることあったんじゃと思う。
