書庫番

カポーティの書庫番のレビュー・感想・評価

カポーティ(2005年製作の映画)
3.5
2018年8月18日 所有DVD鑑賞。

小説家トルーマン・カポーティの代表作「冷血」が完成するまでの過程を、彼の揺れ動く心情にスポットを当てて描いた作品。

新作執筆の為に実際の殺人事件の取材を重ねる中で生ずる相反する二つの想い。
その想いの間で精神を磨り減らしていくカポーティをフィリップ・シーモア・ホフマンが見事に演じきる。

被告の姉の証言や被告を殺しに走らせた衝動など、物語には幾つかの違和感を持ってしまい若干消化不良。
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