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祝辞
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『祝辞』に投稿された感想・評価

MOCO
4.5
「わたくしも二児の父親でございまして・・・とかく親の気持ちと言うものは・・・・・・・・・・・・・・・
 ぁーぁーー、本日は誠におめでとうございました」


 岩崎商会の管理課長早乙女良介(財津一郎)は、たまたま専務の息子の上司だったことから、結婚式にあと4日となった日、突然専務から直接結婚式のスピーチを頼まれます。
 早速買い込んだ結婚式のスピーチの本を元に考えた原稿を自慢気に妻(林美智子)と高校生の娘(工藤夕貴)と母(賀原夏子)に披露するのですが「固すぎる」「ありきたり」とけなされて意気消沈、翌日はスピーチ講座のビデオを見て勉強するも疲れて爆睡、その翌日は妻のアドバイスで結婚式の司会をしてくれたお友達(植木等)を訪ねてコツを聞きに行くのですが無駄話を聞かされて帰宅します。

 良介は妻に「お断りしたら」と言われるほど行き詰まり、悩むのですがいまさらそんなことできるわけありません。

 いよいよ結婚式の前日となった昼休みの食堂で昨年の忘年会での芸者との心暖まるエピソードを思い出しユーモアのある朗々としたスピーチを書き上げます。
 完成した『祝辞』を家族に披露するとそれは大ウケし、久々に落ちついた夜を過ごします。

 結婚式がはじまり、気の小さい良介は式の最中もトイレに通い練習をして席に戻ります。式は順調に進み谷村部長(前田武彦)のスピーチが始まりいよいよ次は自分の番となった時、信じられないことに谷村部長のスピーチはコピーしたかのように、同じ内容だったのです。谷村部長もその忘年会に参加していたのです・・・(谷村部長は良介のスピーチ原稿を盗み読みしていたような・・・)。

 次に司会者から指名された良介は顔面蒼白、表情をなくし重い足取りでスピーチマイクへ向かうのですが、言葉を失くし暫くマイクの前に無言で立ちすくむと力なく「わたしくしも二児の父親でございまして・・・とかく親の気持ちと言うものは・・・・・・・・・・・・・・・ぁーぁーー・・・・・・」と、およそ祝辞とは言い難い言葉を泣きそうな顔でため息混じりに発し力なく席に戻ります。

 式を台無しにしてしまった良介は帰宅すると玄関に座り込み「もう、会社を辞めるぞ」と話します。家族がスピーチの失敗を悟った時、専務から電話が入り良介は力なく謝るのですが・・・。

 山田洋次原作、栗山富夫監督が『釣りバカ日誌』以前に監督した傑作です。

 良介を演じるのは片方の手を頭の後ろから回して反対側の耳をつかんで「非っ常にキビシ〜ィ!」というセリフや「〜してチョウダィ!」のセリフが印象的なコメディアンの財津一郎さんです。
 若い方もテレビCMの「電話してチョウダィ!」の「タケモトピアノ」の人と言えば分かるかも知れませんが、嫌みの無い独特な演技をする、寂しげな表情が上手い素敵な方です。もしかしたら財津一郎さん唯一の主演作品かもしれません。

 共演の和由布子さん柄本明さん他懐かしい方々が若々しい作品です。

 最初の出会いは大昔に勤めていた会社の慰安旅行のバスの中のテレビに時間潰しで流れた映像でした。そんな想い出も含めてのスコアはちょっと高めですが所々にある財津一郎さんのコミカルな演技は笑わせてくれます。

 DVD化はされておらずビデオテープを所有しているのですが・・・。
 画質は悪く音はずれているのですがYouTubeで無料視聴できるのでエンディングは内緒です。

 翌朝会社へ向かう良介は、財津一郎さんらしい動きでなんだかほのぼのしちゃいます。好きな映画です。
Jimmy
4.5
初公開時(1986年1月4日)、新宿松竹で鑑賞。
(2本立て、「男はつらいよ・柴又より愛をこめて」の併映作品。前売券1200円)

寅さんの併映作品だが、結構感動した。

万年課長(財津一郎)は口ベタであるにもかかわらず、上司から「息子の結婚式でスピーチを頼む」と言われたことから始まる喜劇。
それからというもの、一生懸命にエピソードを考え、「祝辞」を練りまくる姿が健気である。
そして、家で練習して、エピソード盛り込み、「出来た!これで良し!」と思って結婚式に臨むと、自分が話す前に、他の人の祝辞で自分が考えた祝辞とほとんど同じことを先に言われてしまって、焦る課長。
結局、言葉に詰まって「おめでとうございます」ぐらいしか言えなかったのだが、これが逆に感動的な心のこもった祝辞になって……。

このクライマックス、可笑しくもあり、結構感動した映画だった。
財津一郎が好演。
BOB
3.3
バス旅行の帰りに2回観た気がする。バス旅行はこれか釣りバカ日誌。