やましん

私たちの幸せな時間のやましんのレビュー・感想・評価

私たちの幸せな時間(2006年製作の映画)
4.2

早く死にたいと願う死刑囚と自殺未遂を繰り返す元歌手が、毎週一回の面会を重ねる中で次第に心を通わせていく
ヒューマンドラマ✨。

ラストの切なさにひたすら泣けた😂。
そして死を望んでいたお互いが、人生を大切に生きようと変わっていく過程が心に沁みる。
人を愛する事が人生でいかに大切か、そして生きがいをもたらすかを痛切に感じる作品

とにかく感情に訴えてくる美しいシーンが多かった。
雪合戦のシーン、刑務所の面会室のガラス越しに涙をふくシーン、手作りのネックレスを送るシーン。
どれも人への優しさに溢れた美しい場面だった😊。。

主演はカン・ドンウォン。
この人ほど、優しい青年役が似合い、『新感染半島』のような逞しい役でもインパクトを残す俳優さんはいないでしょう😊
少女を殺害して留置中の死刑囚という難しい役どころを好演。
相手役のイ・ナヨン。
きれいな人だな~🎵。
ため息が出ます。
私生活ではあのウォン・ビンの奥さん。

そして今年のオスカー女優のユン・ヨジョンさんも出てるー😆。

コロナ禍で先が見えない日々だからこそ、人とつながって生きている毎日が大切に思える作品でした✨
やましん

やましん