重いテーマを扱ってるので構えてしまい、やっと視聴に至りました。
作品としては、死刑制度に対するアンチテーゼではなく、1人の死刑囚の男が、心を疲弊した女性と出会い、心を通わせていくヒューマンStory。胸に響きました。
韓国映画は、はっきりと見せていくのが特徴なので、リアリティを持たせた着地も致し方ないのですが、観てて心に届き泣けました。
カン・ドンウォン氏、イ・ナヨン氏、カン・シニル氏の気迫のこもった演技なくしては、成立しなかった映画、素晴らしかったと思います。
カン・ドンウォン氏が演じた誠実な死刑囚、フィクションだけれども、感動させられました。難しい役どころを演じきった事、拍手喝采です。