オーウェン

追跡者のオーウェンのレビュー・感想・評価

追跡者(1970年製作の映画)
3.2
話の筋を見るとクリント・イーストウッドの「許されざる者」に似ている。

殺人者を追ってきた保安官が別の町へとやってくる。
そこでは部外者として非難の目に。だが保安官は法律がすべてとばかりに、ひとり町を混乱に陥れる。

法で裁けないなら俺がという立場と、そこの矛盾を突く町の住民や保安官。

明らかに本来の西部劇とは一線を画す描き方。
だからこそ後味が悪いのだが、あえてリアリズムに徹したとすればその役目は果たしている。
オーウェン

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