人間とは色んな背景を背負った生き物。国家観、宗教観、先祖代々からの思想等々。だから国が違えばわかり合えないこともある。
そこが戦場ならばなおさらのこと。
日本が支配している
ジャワの捕虜収容所
敵同士の不幸な出会い
しかし、そんな所でも
生まれるものがある
友情というか
愛というか
尊敬というか
人間だもの
これは戦場という、人を狂気にかりたてる場で起こった出来事である。
人の心の奥底に誰もが持っている愛の物語。
身にまとっている様々なものを脱ぎ捨てたとき、人と人とは真にわかり合えるものだと信じたい。
南国ジャワで迎えた
クリスマス
「ファーザークリスマス!」
威張りくさった粗野な男の口から出た
「メリークリスマス!」
その時、心は通じたのかも知れない。
そしてラスト
あのように
爽やかで悲しい
「メリークリスマス!」が
あるのだろうか
有名な映画なのに初めての鑑賞でした。
戦闘シーンは皆無なのに、しっかりと反戦のメッセージを感じることができました。
人間は悪くない、悪いのは戦争だということも、再度思ったことでした。