本作のレビューは前編の「大いなる神秘／王城の掟」の頁にまとめて。

「王城の掟」からの続編。ドイツの建築家が、舞姫に恋をするが、舞姫は国王も惚れていた。建築家と舞姫は逃亡する。そして第二部は国王の前に連れ出されたふたり。ここでのアクシデントが、国王に反省させることに。国王をドイツの象徴と見るとこともできるが、作品自体が面白くない。脚本が良くないのだ。

TVの深夜映画で。たぶん二部作一挙に放映されたと思うが、ホウ素時間からすると相当にカットされていたと思う。
トンデモもいいとこの作品ではあったが、こういうキッチュな味もラングの個性ではあると思うので、ちゃんとした形で観たいと思う次第。