8Niagara8

カルメンという名の女の8Niagara8のレビュー・感想・評価

カルメンという名の女(1983年製作の映画)
3.8
音楽と映像の強烈な印象。
ある面単調さはあるものの、行われる人間たちのなすこと、言うことは複雑で難解であり、その両立もなかなか凄い。
時折挟まる演奏シーン、これによる反復が案外効果的で。
構図や色彩は当然の如く美しく、強盗のシーンは行われることと映像美のギャップが凄すぎて最高。
ゴダール、普通ベタっとするような原色とか濃い色の使い方が抜群にうまい。
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