エミネムの自伝「的」映画、もしくは「半」自伝映画、らしい。『星野源のおんがくこうろん」ミッシーエリオット回で、そう言えばこれ観てなかったわと思い出して鑑賞。
いつも早口で怒ってる怖い人ってイメージのエミネム。最近では娘がインフルエンサーとして大人気らしいね。で、その娘について若手ラッパーが「セクシーだ」と呟いたら、マジブチギレしたとかなんとか。
この作品でも妹を溺愛してて、ノンフィクションでないと分かってても、やはり本人とイメージが重なるわ。
ただし役名はジミーで、みんなからはバニーって呼ばれてる。いろいろ報われなくてちょっとお気の毒な青年。
特に母親はかなり問題ありね。やめてくれって言ってる息子に、しつこく彼氏との営みについて愚痴る場面とか、気持ち悪すぎて鳥肌たつよ。
仲間たちがいい奴らなので救われる。アホだけど。特にチェダーね、作中のアホ濃度上昇に大いに貢献してる。
あとは言わずもがな、とにかくラップがかっこいい。バトルはもちろん熱くてブチ上がるし、車を修理しながら相棒のデヴィッドと楽しげにライムするシーンもなにげないけど好き。
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