Eight

非情の罠のEightのネタバレレビュー・内容・結末

非情の罠(1955年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

キューブリックの初期作品。
貧しいボクサーが隣に住む踊り子を救出したことにより、かつての踊り子の愛人であったギャングのボスとその部下達に命を狙われる話。

前半Partは彼の最初期に製作されたドキュメンタリーのようなつまらなさがあった。だが後半にかけては追ってに追われてるハラハラした展開が繰り広げられていた。元々写真家だった事もあり、カメラワークにも長けていたため只の試合映像も臨場感溢れていた。
また何となく展開という脚本がキューブリックらしくないと思った。だがこれはこれで面白いフィルム・ノワールだった。

「好きな場面」
・踊り子が自分の身の上話をしている時のバレエシーン

・マネキン工房でギャングの部下を虎視眈々と狙っているシーン(ジャケットの画面)

・カメラ目線で投げた瓶で画面越しにヒビが入っていたシーン。

2025/12
Eight

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