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私の20世紀のXXXXXのレビュー・感想・評価

私の20世紀(1989年製作の映画)
3.2
ハンガリーの鬼才イルディコー・エニェディ監督の幻の作品!

双子の女性が生き別れ、激動の20世紀初頭を舞台にしたファンタジードラマ!
実は最近リバイバル上映されて、すごい見たかったんだけど、体調不良などもあり見送った作品で、ようやくシネメンで見られた!

肝心の映画はと言うと、フェリーニやルノワール、クストリッツァや色々な監督のエッセンスを、パッチワークの様に繋ぎ合わせた感がある作品で、ベル=エポック期のサイレント映画を思わせる幻想さを思わせてくれるけど、全般的に中弛みが酷く、単調なストーリー展開で、若干期待外れな作品でした。でも星と喋ったり、雪の降り頻る夜の雰囲気は良かったです。

大人の為のファンタジーと言いますか、割とエロティックなシーンもあり、目の保養にはなりますが、何分物語が面白くない!
主演のドロタ・セグダの可愛さで持っている作品でした。笑
もう少し脚本が面白ければ、傑作になり得たと思うんですが、ちょっと残念な作品でした...。
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