Haruki

私の20世紀のHarukiのレビュー・感想・評価

私の20世紀(1989年製作の映画)
3.7
幼い頃に生き別れになり、全く違う人生を歩んできた双子のロマンスをファンタジックに描いた作品。

美しい映像とウィットに富んだセリフが絶妙なバランスで、心地よい世界観を作っている。

「本筋に関係あるの?」と言いたくなるシーンがちょくちょく差し込まれ、まさに20世紀初頭のリュミエール兄弟によるシネマトグラフをいろいろ見ている感覚。

「心と体と」が素晴らしかったイルディコー・エニェディのデビュー作。
あっちの方が断然好きだけど、異才っぷりは本作からも感じる。
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