安堵霊タラコフスキー

秋刀魚の味の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

秋刀魚の味(1962年製作の映画)
4.9
小津の遺作となった集大成的映画。

大体のカットに赤が使用されていたり目線で人物配置を語る演出が施されていたりという画面的な要素から、家族が嫁に行く老男性の切なさを描いた物語的な要素まで、とにかく小津らしい作品となっていて最後まで侘しさに泣ける。