アヤ

秋刀魚の味のアヤのレビュー・感想・評価

秋刀魚の味(1962年製作の映画)
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娘が嫁に行って大袈裟なぐらい寂しがっていたけどあんなに寂しいのかな
自分が結婚したときに父親があんな風に寂しがっていたかどうか定かではないけれどあのお父さんは奥さんもいないから余計寂しいのかな、

とんとん拍子で結婚するかとおもいきや姉ちゃんの失恋一回挟むのが妙にリアル
昔の人ってあんなにみんなきちっとしてたのだろうか
きちっとしてるようでおじいが集まったらえぐい話ばっかりする
あとどうしようもない嘘つくくだり何


あのお父さん全然だれにも怒らなくて優しかった
頭ごなしに決め付けてこないし

自分は実家に居たとき結構父親が嫌いで、父親は気性が荒いというかモラハラというかさっぱりした性格といえばさっぱりしているけどその分衝突することも多くて、わたしはあまり言い返すタイプではなかったけど結婚して離れて暮らすようになって初めて父親として尊敬できるようになった


2階の自分の部屋にいると下にいる父親にちょっと来いと呼ばれて、それはだいたい怒られる時かテレビでお笑いやってるから一緒に見ようって言われるかのどっちなのだけど、よくヒヤヒヤしていた


昔おじいちゃんの兄が亡くなった時だったか葬式のあと家に色んな近所の人とか親戚の人たちが集まってごはん食べに来て、隣の隣に住んでる一個上のかなちゃんて人のお父さんが私の父にむかってお前のとこ2人(私と妹)もう片付いた?って聞いてきて、人のこと片付くって何!と思ったけどもうこの時代から娘を嫁にやるイコール片付けるってことは共通認識だったのかと知る



女は出産してすぐ子育てが始まって初めて孤独を味わうけど男が孤独を味わうのはおじいになってからなのかと思ったらなんか呑気でいいな

結局女も男も死ぬまでに孤独を味わうんだね
でも年取ってから孤独味わう方がキツそう

だから男って早死にするのかな(暴言)
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