原田美枝子目当てで鑑賞。
長崎まで妻の散骨をする男を描いた話。
ひとつひとつの出会いが丁寧に作られている為、グッとくる展開が続く。
北陸の刑務所で務める倉屋英二。
亡くした妻からの遺言で、長崎まで散骨に行く事になる。
自らキャンプカーを借りて長崎まで向かうのだが、そこで出会った人達との会話により、人生を学ぶ…
少し長さを感じてしまったものの、物語の展開や、北野武や草彅剛らの台詞が本当に素晴らしい。
そして過去の話としてのみ登場する田中裕子の台詞は、全てが心に刻まれるかのように心理をついてくる。
あと個人的にはビールが呑みたくなる描写が忘れられない。