有名な古典。白鯨ことモビー・ディック。
その白鯨に片足を喰いちぎられたエイハブ船長。
物語はその白鯨を捕らえるため船員ともども海へ繰り出していく。
実はずいぶんと後にならないと白鯨は出てこないのだが、それまでは船長のわがままに振り回されるという印象。
イメージを変えるためかグレゴリー・ペックが我がままというか強引な船長を演じる。
遂に白鯨との戦い。
そして気付く。張りぼて全快だと(笑)
このチープな感じは嫌いではないが、緊張感のなさにシリアスものだったのを忘れそうになる。
結末をああするなら、もっと丁寧に作ってもよかったはずだ。