オーウェン

白鯨のオーウェンのレビュー・感想・評価

白鯨(1956年製作の映画)
3.2
有名な古典。白鯨ことモビー・ディック。
その白鯨に片足を喰いちぎられたエイハブ船長。

物語はその白鯨を捕らえるため船員ともども海へ繰り出していく。

実はずいぶんと後にならないと白鯨は出てこないのだが、それまでは船長のわがままに振り回されるという印象。

イメージを変えるためかグレゴリー・ペックが我がままというか強引な船長を演じる。
遂に白鯨との戦い。

そして気付く。張りぼて全快だと(笑)
このチープな感じは嫌いではないが、緊張感のなさにシリアスものだったのを忘れそうになる。

結末をああするなら、もっと丁寧に作ってもよかったはずだ。
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