元妻のお蔭でビッグバジェットの作品を監督することになったかつての有名監督が、その撮影の途中で失明してしまったことで巻き起こすドタバタを描いたコメディ映画。
2022年11本目。
今年もウディ・アレンは定期的に観ていきましょう。ということで今年初のアレン監督作品はこれです。
彼の作品群の中では珍しいくらいど真ん中のコメディ作品ですが、舞台が映画制作の現場だったり、かつては人気だったが今はすっかり凋落してしまった映画監督を自身で演じたり、だいぶ歳下の妻を寝取られている設定などはもう何度も使いまわしている要素ですね。
ただ目が見えなくなっても監督を続けるというのはかなり突拍子もない設定で、期待を裏切らずしっかり盛大なドタバタを巻き起こします。かなり笑えます。こんなコメディにでもウディ・アレンらしい台詞回しが頻出して思わずニヤニヤしてしまいます。
ティア・レオーニ、美人です。