トシオ88

ブルークリスマスのトシオ88のレビュー・感想・評価

ブルークリスマス(1978年製作の映画)
3.7
その昔テレビ📺で放映しているのを観て、家族全員嫌〜な気分になったあのカルトな名作をAmazonプライムで見る事ができるとは😆

世界各国に突如出現するUFO、遭遇する人々は皆血が青く変化する…各国政府は宇宙からの侵略行為と見做し密かに彼らのジェノサイドを目論む…それはこの日本でも例外ではなかった…😨。前半が青い血の謎の解明に奔走するテレビマン仲代達也の奮闘と挫折のドラマとすると、後半は勝野洋と竹下景子の悲恋の2部構成の本作。

出演する俳優陣が兎に角豪華😃。芦田伸介、西村晃、岡田英次、八千草薫、小沢栄太郎、大谷直子🥰。そしてバブル前夜の景気の良い時代、ニューヨーク、パリにもロケ敢行!がしかし、当時の新聞夕刊の映画宣伝コピーはこれだけ読むとよくわからない…「もうサンタは愛も幸福も運んでこなくなった。そして…狂気の機関銃が世界の雪を青く染めた💀」…名監督と気鋭の脚本家による本作、大ヒット間違いなしと当時思われたが、興収轟沈。やがて「悪魔の手毬唄」と併映となる始末😫

脚本家の倉本聰は「北の国から」でもUFO🛸を登場させるなど隠れUFOマニアとして、その筋では有名。色々な想いが本作にも詰まってると思うけど、正月映画としては暗すぎる😆!。これ観終わった後、カラオケ〜ラブホに行く気には全くならん😨

相変わらず仲代御大は瞬きしないし👁、勝野洋はやはりテキサス刑事🤠の印象が強すぎる。棒だし…。沖雅也が西新宿の高層ビル群の中を歩くシーンも何だかトラウマ。まさか数年後に…いい俳優さんだったのに😢
とても野心的な作品であることは認めるけど、前年77年冬は浅野ゆう子の「惑星大戦争」を上映していた東宝が、わずか一年後には本作上映😆。映画会社の節操の無さと暗い内容も相まって興収撃沈は必然かも知れないっス。🎬😆
やはり青い血の物語はドラマ怪奇大作戦の「青い血の女」にとどめを指す😃そして、関係ないけどいしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」はやっぱりいい歌ですね〜😆
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