Kuma

極道の妻たちのKumaのネタバレレビュー・内容・結末

極道の妻たち(1986年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

環の旦那は服役中。女手で組を切り盛りしながら、旦那服役仲間の女性陣から厚い信頼を得ている。
そんな矢先、本家の組長が急逝する。遺言により滞りなく二代目が決まったが、ついていけないと一部が分裂する。
その頃、環の妹はある男と出会う。姉から縁談を持ちかけられたものの、何度もその男と遭遇。無理やり妻にされてしまう。
この男が分裂した組の者で、二代目を殺す。2つの組は抗争になる。

和解に向けて奮闘する環だが、そのためには分裂した組の解散が必須。男は反発し、腹を切って抗議。その後逃走する。妹は環も共に帰る。

しかし男の生存を知るや、男のもとに行こうと決意する。別の組の男と結ばれることは、姉との決別を意味する。乱闘の末、妹は出ていく。
男との一夜を満喫する妹だが、襲撃されて男は殺される。呆然とする妹。
一方の環は、旦那の出所を待ち受ける。ようやく出てきた旦那。しかし言葉を交わす前に銃撃される。呆然とする姉。そのまま映画は終わる。


なんかすごい映画だったなぁという印象。岩下志麻の存在感が別格。
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