ハマチン

ペパーミント・キャンディーのハマチンのレビュー・感想・評価

-
イ・チャンドンが世界に名を知られた一本。
初鑑賞となった作品だったが、これはあまりにも絶望的なドラマを敢えて逆行させることにより、なぜここまで彼の人生が絶望的になってしまったのかというのを見せていく。
彼が両手をあげて死を前にして走馬灯を見た思い出は、ペパーミントキャンディーの爽やかな香りが漂ってくるような青春の思い出が最後に思い出されたのであれば、少しは救いがあったのかなと前向きに考えてみたりして。
一度見て、もう一度見直したらきっと感じ方がまた違う作品になるだろうなと思うが、あまりにも絶望的すぎて再度見るのに勇気が入りそうだ。
だが、またいつか見直してみたいと思う。
ハマチン

ハマチン