千利休

ペパーミント・キャンディーの千利休のレビュー・感想・評価

4.2
列車で辿る二時間の走馬灯。儚くも描かれる不在の存在は人生の本質なのかもしれない。さて、イ・チャンドン監督二作目にしてコリアン・ニューウェーブの名作である本作。光州事件の後遺症が市民だけのものでないことはとても興味深かったし、なにより監督の繊細なタッチには夢中にならざるを得なかった。
千利休

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