じゅん16g

ソイレント・グリーンのじゅん16gのレビュー・感想・評価

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)
2.5
舞台は2020年代、失業者の増加や人口増加による食糧危機が深刻化した未来。ソイレント社が製造した固形食品の配布で食いつなぐ人々。
刑事である主人公は『ある殺人事件』の捜査中、ソイレント社との関係に気付いてしまう…といった話。

製作当時からすると約50年ほど未来を描いた作品。家電製品などを代表とする科学技術の表現は今現在と比べるとちょっとあれな感じはあるものの、抱えている問題などはこれから先起こりうる未来とも思えた。

全体的に説明不足だし、なにより主人公に感情移入出来ない。捜査と称して権利を振りかざして行う行為と、企業の不正を暴こうとする正義感?の矛盾っぷり。

しかし設定等がよく出来た作品で、それなりに楽しめた。