ヤマト

白い肌の異常な夜のヤマトのレビュー・感想・評価

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)
3.4
クリント・イーストウッドってこんなキャラもすんの!?って感じの映画だった。
なんか確かにちょっと嫌な奴だけど、芯があってなんだかんだ情のある奴って感じのキャラが多いかったのに、こんなドストレートにクソ野郎演じることもあるんだと。笑

なんかめっちゃドロドロした映画で、結局何だったんだ!?って感じで終わってしまった。

話は女学院…女学園?の生徒が敵軍の重症だった主人公を拾って帰る(?)ことから始まります。女性しかおらず、自給自足で生活する彼女らはすぐに彼を軍に引き渡さず、主人公の怪我が回復するまでお世話をすることに。
その日々の中で起こるのは女性しかいない学園ならではのエロスと欲望と恋慕の歪みって感じの映画。


主人公はすぐ女の人を誑かすー!って感じで思ってて、みんなも主人公大好き〜!って感じでもうドキドキハラハラ昼ドラサスペンス!

途中主人公がお酒に酔って暴走するシーンあるけど、もう、お前帰れよってなりました。笑
ほんでよくあんなことして、一緒に飯食えんなって思いながら観てた。笑

なんだろ、確かに因果応報の映画だとは思うんですけど、展開がわりとじっくりゆっくり描き過ぎてて、一気にジェットコースター落ちてったって感じで脳みそ追いつかんかった。笑
まぁ、しゃーない。とは思ったものの、ヒロイン(?)は可哀想だなと思った。
でも、それで良かったのではとも思った。


なんか恋愛初心者には難しい映画だった。
その女学園の一帯だけ、変な結界でも張ってあってみんな脳みそ溶けて洗脳でもかかってんのかと。笑

しかし、昔ながらのねちっこくておどろおどろしい恋愛劇での恐怖は見ものではある。
しかし、オチまでがわりと退屈。笑
クリント・イーストウッドは良い男だよ。ハンサムだよ。
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