ペジオ

白い肌の異常な夜のペジオのレビュー・感想・評価

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)
4.8
ストーリーこそ王道とは言い難い、むしろ異色な部類に入るのだが、その見せ方があまりにも的確過ぎてビビる
脂の乗った職人監督が真に適性のある題材を得ると、ここまで演出に神が宿るのか
「これ以外」の見せ方は有っても、「これ以上」の見せ方は無いのではないだろうか(これ以外の見せ方ならば観賞後受ける印象のバランスは良くも悪くも崩れるだろう。勿論その結果別の傑作が生まれる可能性はあるが…。リメイク期待してます。)
カメラの構図や小道具の使い方、役者の視線一つ一つ全てがなんだか「正解」を観ている様な満足感

フラッシュバックやダイアログで垣間見える「兄」の存在とその不在を考えるとまた恐ろしい…
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