『タワーリング・インフェルノ』
現実にありそうな良くできた作品だった。
コストを渋って安価なものを取り入れたせいで大事故に繋がる。
こういう事故って「映画」だけじゃなく現実世界でもよく起こりうるものだから観ていてハラハラした。
消防士も不死身ではないんだなって改めて気付かされるし、最後のシーンを見て犠牲者ありきの救済ってなんか皮肉だなと感じた。
今最後のシーンのような救出方法をやったらネットで大騒ぎしそうだけど、小より大を助けるにはあの方法が一番良策なのかもしれないと思った。
「あの規模のビルじゃ1万人は犠牲者出てもおかしくない」というセリフに911のワールドトレードセンタービルを思い出した。
70年代の作品なのに良くできた脚本だと思った。