囚人13号

國民の創生の囚人13号のレビュー・感想・評価

國民の創生(1915年製作の映画)
5.0
色々語り尽くされているので特に付け加えることもなく、南部思想という回顧主義的な面が人種差別と言われる所以だろうが、野心の実践よりもその口実を批判されてはたまらん。以前以降で映画史が異なる"グリフィス"の1544カットへ瞳を委ね、極上のメロドラマとサスペンスを内包した大叙事詩を体験しよう

因みに原作者トーマス・ディクソン自身が監督した続編『The Fall of a Nation 』(1916年)がある。まあ、フィルムの現存が確認されていないので密かにコピーの発見を待ち望むことしかできないが…。
囚人13号

囚人13号