D.W.グリフィス監督の悪名高き代表作をついに鑑賞。
戦争によっていかに人が凶暴化し、理性を失ってしまうか。
また戦争がいかに人々の絆を引き裂くかを描く。
割と共感を得やすいテーマなのだが、やはり差…
前提と社会構造と登場人物の複雑な絡み合いで困惑した。
私がどんな出自であっても当時に生きて観ていたら。
何れにせよ背筋が凍る。
けれど、映画としての面白さを否定できないのがまた悔しい。
表現が容赦…
1915年、アメリカ、ドラマ。
モノクロ、サイレント。
映画史の映像資料としてのスコア。
(エイゼンシュテインと揃えとく)
リュミエール兄弟から20年位で、この進歩はすごいなーと思う。撮影技法が…
数字の評価はしないことにします。
1915年にアメリカ初の長編映画として公開された3時間強の白黒無声映画。
南北戦争の結果、アメリカ大統領が黒人奴隷を解放しようとしたせいで、黒人が白人を支配する…
当時、黒人役者さんはどういう心持ちで撮影したんだろう。明らかに黒塗りしてるなあという人もいたり。
昔の話やし、、って感じなんかな、それとも内容は知らされずに撮影してましたって感じなんかな。
最後の…
持続時間の短いフィックスショットの連続で巧みに物語を語っていて、映画による最も純粋なストーリーテリングの形を提示してる。KKKに纏わる人種差別的な内容も、物語が生まれた時、そこには必ずイデオロギーが…
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