最後の映画の父、D・W・グリフィスの初長編監督作品、というか、世界初。ニッケルオデオンにあった映画を演劇に接近させつつ総合芸術の域に押し上げている。2幕構成だったり、その尺だったりが劇場で演劇として…
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リリアン・ギッシュさんは7本目
奴隷制度を廃止しても、選挙権を与えても、結局黒人はろくなものじゃない。天に代わってKKKが成敗致す! という話です。
今だともちろん…
現代的なテーマと普遍的な人間の営為を常に射程に入れる、グリフィスの構想力とスケール感には舌を巻くものがある。今作は南北戦争に敗北したアメリカ南部が再建を果たす過程を描き、それをアメリカ国家及び国民の…
>>続きを読む南北戦争からリンカーン暗殺、その後のKKK結成までをかなりの迫力をもって描くサイレント映画。
映画の力で人種差別が英雄譚になっててビビる。
それまでに映画の力は強い。
技術面、演出面では大いに驚かさ…
これも、ちゃんと見るのは初めてシリーズ。
黒人が差し伸べた握手を、白人主人公が腕組みで返すという、えげつなく露骨な人種差別が何の悪びれもなく描かれていて、すごいものを見た。
しかし、KKKの制服はな…
ポーチに死体を捨ててメッセージとするKKKが一番野蛮だった。変に息巻いてるインタータイトルがめちゃくちゃ不快。
ただ、これを書いている今は2025年のトランプ2.0。馬鹿に権威が付く時代に笑っていら…
死ぬまでに観たい映画1001 〜その③
ゴミのような倫理の映画遺産
映画史上初の長編作品は、アメリカの黎明期を追いかけるキャメロン一家の壮大な一代記。南北戦争、リンカーン暗殺から時代は移り変わり、…