とある南国の島に謎の巨大生物が!
2016年大晦日はcsを録画しておいた「キングコング対ゴジラ」と今作の本多猪四郎監督作品2本を自宅で連続鑑賞。
この作品、予告ではコメディタッチでしたが本編ではコメディ風味は抑えられ、ネタバレ禁止なシリアスモードで話は進みます
そこそこ昔の怪獣映画なので設定とか脚本とか古くさいんですが
(登場人物たち、何でもセリフで説明しすぎ、察しも良すぎで「絶対」とか言い切っちゃう(笑 とか…)
それでも思ったよりも楽しめた一本でした!
大戦中に日本軍に統治されていた島という設定を後半のシーンでうまく使っていたり
モスラやキングコング対ゴジラのように、ここでも原住民が歌を歌いながら祈りを捧げ
「ゴジラ(1954)」「ラドン」ラスト彷彿とさせるシーンは見応えあり。
ゲゾラは海から上がってきたばかりなのに体が濡れてないのが残念でしたねえ
とはいえ怪獣の造形が良くできていて(特にカメーバ)可愛かった!ガニメの脚は毛ガニみたいで美味しそう
女優さんの70年代ファッションも可愛いくて目の保養に。
ちなみにずっと特撮監督として参加されていた円谷英二さんが今作品の製作直前に亡くなられたため残されたスタッフが総出で?頑張ったとのこと
音楽はおなじみ伊福部昭さん。怪獣登場や乱闘シーンの重厚なメロディが耳に残ります
以上、これが2016年最後のレビューになるかと。
(今夜はシン・ゴジラが出るらしいので何年かぶりで紅白を見ます)
皆さま、今年もお世話になりました
来年もよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ