れいん

アルマゲドンのれいんのレビュー・感想・評価

アルマゲドン(1998年製作の映画)
4.0
高校生のときに映画館で友達と観ました。その後も何度も観ました。地上波で放送されるの懐かしくて、やっぱり観ました。
この映画、最高で素敵なのにイマイチ微妙な気持ちになるのは娘のグレースとAJのせいなんですよね。単体で見たら別に嫌いじゃないのに。父親と恋人なら恋人選ぶんだ……みたいな複雑な気持ちに落ち着かなくなっちゃうんですよ。最後、すごい喜んでるけどお父さん亡くなったんだよな?とか、宇宙に行く前日にお父さんに会わず恋人といちゃつくのもなんだかなぁって。高校生の時に感じた気持ちが今も変わってなかった。そんな自分の気持ちがちょっと不思議。男女のいちゃいちゃをこの映画に持ってきて欲しくなかった。親子の絆で充分だったと思う。それははっきりそう思う。エンドロールの結婚式は良かったと思うけど。
あと、離婚しただろう妻の気持ちも地球を救ったヒーローだからってそんなに簡単に変わるかな?って一瞬冷めるのも大人になってしまったんだなと思った。手のひら返しやん。
ブルース・ウィリスが大好きだな~と再確認した。素敵なおじさん。永遠のスターだよ。
地上波で観たので、私的好きと気になったシーンが削られていてちょっと残念。逃げるタクシーの中で騒ぐ松田聖子さんとか、宇宙に行く前日に羽目外すロックハウンド(確かそんなシーンがあったはず)とか。ロックハウンドが縛り付けられる前のめちゃくちゃとか。ロックハウンド大好きなんですよ。破滅的なところとか。グレースとAJの下着のイチャイチャはカットされていて良かった。感動的なこの映画の抜けの部分、面白さや楽しいところがカットされていてぶつ切りみたいに感じられていたので少々残念。破天荒な彼らの可愛くてやんちゃっぷりがもっと感じられたと思うんだよな。
そして、今回観ていて気付いたのはアンジェリーナ・ジョリーの元旦那さんが出ていたのだなぁと気付きました。良い役じゃないか。とてもあんなに色々面倒起こしていたとは思えないくらいの良い役。
この映画、重大なミッションにとりかかれるまでの大問題がたくさんあって物語の起伏がすごいんですよ。一つも上手く行かなかったら誰も助からねーよっていうプレッシャーが。でも、人生ってその連続の繋がりだよなとも思うし、90年代の映画の作り方も感じられてとても好きです。色んな要素が詰まっていて。あの頃、すっごく流行っていたんですよ!主題歌と共に。リヴタイラーのお父さんが歌っていることも相まって話題になっていて。リヴタイラーめっちゃ可愛い!最近、彼女見ないなー。
何度も観ていても泣けました。やっばりねー、あのスイッチを押すのはね。泣くね。
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