囲碁で通じる、日本人と中国人の物語。
その二人が、戦中の時代の中で未完に終わっていた対局を、万里の長城上で棋譜を思い出しながら、再開するラストシーンはぐっと来るものがある。
日中国交正常化10年の記念作品と記憶しますが、日本側がなかなか悪く描かれています。
日本人としては、ちょいとスッキリしない感じではありますが、それは社会情勢。
日本側がかなり中国側に譲歩する形で脚本が練られたのでしょう。
とりあえず、そういうのは置いておいて、(まぁストーリー上無視はできないですが…)二人の棋士の友情を感じたい作品であると思います。
なんかもっと別の形、日本も中国も悪者にせずに脚本練られなかったのでしょうか…(笑)
