てるみん

名探偵コナン 世紀末の魔術師のてるみんのレビュー・感想・評価

4.2
RPGのような冒険ミステリーのように話が進んでいくのが面白い!

インペリアル・イースター・エッグというお宝を探し求める物語となっています。
特にコナン一行がエッグの謎を解き明かすために横須賀の城へと向かう場面はRPGの冒険ファンタジーそのもの。
城にはカラクリ屋敷のような仕掛けが随所にあって、見ていてとてもワクワクしました。
特に地下室のシーンで二つのエッグを組み合わせえ、それに懐中電灯を当てると写真が浮かび上がるシーンには鳥肌が立ちました。
あのシーンは劇伴も魅力的です。
さらに、ラスボスもとい犯人を追い詰めるシーンも緊張感のある魅せ方をしていて目が離せませんでした。

また、冒険ファンタジーが繰り広げられる裏で、蘭がコナンの正体は新一ではないかとずっと疑っています。
最終的にはキッドのおかげで事なきを得ましたが、新一と蘭の切ない関係性の要素も違和感なく盛り込んでおり、映画としては申し分ない作品でした。
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