じぇいらふ

新・平家物語のじぇいらふのレビュー・感想・評価

新・平家物語(1955年製作の映画)
4.0
溝口健二監督、端から端まで行き届いたセットと衣装まとったエキストラでもうこういう贅沢な作品今作れません❗️な大映マークの豪華絢爛時代劇絵巻。若き平清盛演じるは市川雷蔵サマですが、眉毛が太い笑🤣結構デフォルメ強めで、木暮実千代のお母さんがやたらと胸元見せつける衣装とかありますが笑、公家から武士への時代の移り変わりをしっかり描いたエンタメ時代劇として面白いです。久我美子とか良いですよね。声素敵🥰

しかし延暦寺の僧兵とかほとんどヤ○ザと変わらん悪辣ぶりですが、有名な平清盛の弓矢でご神体を射貫くシーンは、やっぱりそれまで抑圧され続けたシーンを重ねていただけに、スカッ❗️といたします。
最後は、本当の勝負はこれからだ~的な中途半端な終わりですが、これ3部作だったみたいですね。続編も見たいですな。