テレビは田宮版、唐澤版共に視聴済み
NHKBSでたまたま見つけたので録画視聴
まずびっくりするのが手術シーン、調べてないけど、本当の手術を撮影しているのでは…
ヘソ付きの腹を切ったり、内臓を縫合したり、モノクロじゃなければ直視できない
物語としては、ドラマと一緒
田宮ドラマ版は忘れてしまったが、財前の養子になる経緯が詳しく説明されている点が、唐澤版より詳しい部分
その他は唐澤版の方が詳しく、丁寧に描かれている
最も違うのは財前が死なないこと
それにより、浪速大学医学部の闇というか権力闘争のネガティブな部分が大きなテーマとして最後に心に残る
また、里見がこの映画だけだと、財前を陥れた小物のようにも見える
財前の教授選に大部分を割いているので、里見の描かれ振りが少ないとも思った
ドラマの方がやっぱり面白い
でも映画版も見る価値はあった