デンマークのクリストファー・ボー脚本/監督 長編デビュー作。
舞台はコペンハーゲン。登場人物は二組のカップル。
カメラマンのアレックスと恋人のシモーネ。
小説家のアウグストと妻のアイメ。
アレックスはある日、シモーネと乗っていた地下鉄でアイメを発見し、シモーネを車内に残したままアイメを追う。。(アレックスは夢の中でアイメに会っている)
仕事で外出がちのアウグストは、妻アイメの単独行動を怪しむ。。
アイメと会った後、アレックスは知人、知り合いの全員から「あなたなど知らない」と言われてしまう。。
「そして僕は途方に暮れる」by 大沢誉志幸
これは、夢か、現実か。。アウグストの書いた物語なのか。。
原題はRECONSTRUCTION(再構築/復元)
男と女の関係の再構築/復元ということなのか。。
16mmフィルムによるざらついた映像。抽象的な映像や音楽で、ある種SF的な世界に浸れる、改めて見直したくなる作品。
撮影監督マヌエル・アルベルト・クラロは、ラース・フォン・トリアーの『メランコリア』『ニンフォマニアック』『ハウス・ジャック・ビルト』などを撮った人でした。
カンヌ国際映画祭: カメラ・ドール、批評家週間最優秀作品賞
ローベル映画祭(デンマーク・アカデミー賞): 最優秀編集賞、最優秀音響賞
サン・セバスチャン国際映画祭: 国際批評家連盟監督賞
シカゴ国際映画祭: 撮影部門金賞
ほか