恋に落ちる確率の作品情報・感想・評価

「恋に落ちる確率」に投稿された感想・評価

りょう

りょうの感想・評価

4.8
 この作品は、おそらく2005年頃にDVDレンタルで最初に観て、何ともいえない独特な映像表現に魅了されました。たまたま格安で購入したDVDがあったので、GWの休日を利用して数年ぶりに観てみました。

 登場人物は2組の男女カップルの4人で、その一方ずつの男女が偶然の出会いから惹かれあう恋愛の顛末をシュールな物語と奇抜な演出で描いています。ほぼアレックスの主観で物語が進行しますが、彼が遭遇する不可解な出来事のプロットを何ら説明しない一方で、衛星写真のような上空からの街並みで登場人物の位置関係を表示する演出(これまでにない丁寧な説明)がとてもアンマッチです。ところどころコラージュ的に挿入される象徴的な映像やフラッシュバックを想像させる演出もあるので、すべての映像が時間軸どおりなのかどうか混乱します。
 こうして列挙してみると、映画として破綻しているように思えますが、不思議とそのような印象はまったくありません。むしろ作品全体のイメージを増幅させるための要素になっていると感じました。クローズアップとロングショットを多用する映像も印象的です。
 アレックスの不思議な体験は、2人の女性を1人の女優さんが演じることで象徴しているように、パラレルワールドを往来したものなのか、アイメの夫であり小説家であるアウグストが執筆している作品と現実世界の対比なのか、はたまたアレックスの妄想に過ぎないのか、さまざまに解釈できると思います。随所に登場するアイメの不可解な言動は、アレックスに対する悪戯のように解釈できなくもないので、現実と虚構の境界がさらに曖昧になります。
 個人的には、写真家であるアレックスがアイメの姿を自身のカメラで少なくとも2回撮影しているので(地下鉄のホームとホテルのベッド)、現実と虚構のロジックを解明するため、その写真にアイメが映写されているのかというシーンを期待しましたが、そういう描写はこの作品のテーマにはマッチしないのでしょう。一方で、アイメを求めるアレックスは、いつもギリギリのタイミングで彼女との接点を確保していた印象があるので、それが途絶えたときに現実と虚構、それとも彼の人間関係がどのように再建(原題「Reconstruction」の直訳)されるのかがヒントになると解釈しました。

 必要以上にストーリーに言及してしまいましたが、そうでもして物語を整理しておかないと、この作品の真価を保持できないおそれがあると思いました。「意味わかんない」で終わらせてしまうには、あまりにもったいない映像体験です。アイメとシモーネの2役を演じたマリア・ボネヴィー(2020年の「アナザーラウンド」でマッツ・ミケルセンの妻役)の美貌とともに、ざらついたフィルム映像の爽快感が印象的なこの作品は、数年後に再評価・再発見されるに相応しい至極の映画に変貌していました。
エイジ

エイジの感想・評価

3.4
とにかく、小説家は妄想好きって事だな。

妄想だから支離滅裂😅

たまにはそんな映画も楽し👍


特捜部Qのニコライが主演。マリアボネヴィーは綺麗!ヴィラの祈りの女優。
jamming

jammingの感想・評価

4.2
マリアボネヴィーの美しさは
もちろん
90分魅了されっぱなしだった。

映画の楽しさを
教えてくれる作品の一つ。
alek

alekの感想・評価

3.9
たぶん理解できてないと思うけど(でも自由に解釈していい作品だとも思う)、これは好き。
運命の人と出会ってその人と人生を再構築していけるか、という話らしいけど、自分は夫が書いている小説の登場人物と現実の恋(夫にとっては妻の浮気)の二重構造になってるんだと解釈した。
フランス映画っぽいデンマーク映画で不思議な雰囲気です。定期的にこういう映画出てくるね。
【用意するもの☞男、笑い声、女、恋】 

登場人物を紹介する時に持ち物やワードローブを早カットで見せるの良い!
それだけでも、どういう人なのか想像できる。
恋のはじまり、終わりを巧妙に描く。
(途中混乱してしまいしまいそうだったけどw)
ブルーグリーンの煤がかかった画にオシャ~な音楽がたまらん꒰꒳ᴗ꒳꒱ᐝᐤᐝ

「これは映画だ、作り話だ。
        それでも心は痛む」

2016.09.20レンタルDVD
Aki

Akiの感想・評価

-
画や台詞がとてもお洒落。
主人公が頭がおかしいのか、パラレル物なのか、記憶喪失とかそういうのか、全く分からない、なのですごく不思議な映画だしどのジャンルにも属さない。
だからネタバレも何もない、答えや全ては想像するのみ。
ダメ男な主人公、浮気の因果応報で奇妙なパラレル世界に行ってしまったのかな。
のんchan

のんchanの感想・評価

2.0
デンマーク映画🇩🇰
自分がどう言う経緯でこの作品をレンタルしたかも不明💦

たぶん、社会派や戦争映画の合間に観る、ふわっとした大人の恋愛ものも良いかしら?北欧物も珍しいし...と思ったのかも?

がしか〜し、私にはダメ過ぎた👎
始まりから不穏な空気感で、
「あ、私、コレ、苦手」と察してしまう😥

ずーーーっと、
意味分からん‼️なんだコレ⁉️が続く...

せっかく借りたから最後まで我慢して観たけれど...
↑何の意味がある?

何千本も鑑賞して来た中でも、本当に苦手中の苦手だった😥

この監督作品は今後絶対に観ないだろう...
いち麦

いち麦の感想・評価

3.0
恋の出会いと別れ、物語の内側と外側をメビウスの輪のようにくっ付けた様な構造。マリア・ボネヴィーが二役演じているのが効いている。彼女もニコライ・リー・カースも吸引力絶大なマスクだが、恋愛話自体に魅力が乏しいのが今一つ。奇を衒った様な演出も何だかな。

PS.
主演二人のインタビューを見て、二人とも結局は脚本を絶賛していながら中身がよく分かっていなかった…ということが分かった。
DVD📀所有、再鑑賞。クリストファー・ポー脚本・監督作品。ニコライ・リー・コス、マリア・ポネヴィー主演映画。デンマーク映画です。

写真家であるアレックスは恋人のシモーネとのデート中に、突然「用事がある」と言って彼女を置いて去り、アイメという美しい人妻を追いかけていく。アイメとの夢のような一夜を過ごしたアレックスが自分のアパートに戻ると、部屋が忽然と姿を消している。近くの部屋の住人はアレックスと会ったこともないと言い、助けを求めて訪ねた親友の家でも、不審者のような扱いを受ける。路上で遭遇したシモーネさえ、アレックスのことを知らないと言い始める。アレックスはやがて、自分の人生を構成する要素が、アイメという“運命の女”と出会ったがために再構成(Reconstruction)されていることを理解する。彼は自分に残されたのがアイメとの関係だけだと思い、彼女と約束したレストランへと向かう。
ALOHA

ALOHAの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

疲れるよ、ついていくのに
一度見ただけでは、全てを理解できていないと思う…
でも、正直もう一度見たいとは思わなかった

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