長い灰色の線の作品情報・感想・評価

「長い灰色の線」に投稿された感想・評価

堂ノ本

堂ノ本の感想・評価

4.0
冒頭給仕をしにきた主人公が広場から食堂に変わった瞬間制服を着ている。そして皿を割り倒した次の瞬間軍人に変わる。些細ではあるが、この省略をできる監督は少ない。

休暇に入る主人公が密告を見知し、ハインツと殴り合う、営倉に入った直後にはボクシングを始め、ケーラー大尉の助手になる、と思えば次の瞬間ヒロインと出会い、そして興味→落胆をボクシングで見せ、再び出会う。無視を決め込む女が次の瞬間にはキスとともに婚約を求める。結婚→家族との再会→新たな家族との出会い。


若者の出征のシーンでは2人のショットが妙に暗い。そして激戦による戦死者が貼られる。ここでも以前に比べ照明が影を落とす。

ここあたりまでは素晴らしい出来なのに終盤30分が急激にダレる。レッドとの再会で上がるものの。

主人公の年齢とともにどうしても時間が緩やかになった点は否めないが、前半の完成度は感嘆。
Katongyou

Katongyouの感想・評価

3.9
ラストは涙ぐんでしまいました。
意外と心温まるストーリーでびっくり。流石ジョンフォード先生。
tori

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4.0
愛情・家族・信念・誇り・先輩や目上への敬意・愛国心に満ちた
気高い物語
ubik

ubikの感想・評価

-
泣いて笑った。なんて素晴らしいの。
物を手から手放すとき、火をつけるときには何かが起こる。
戦地にいく兵士たちを見送るシーンでの夫婦のバストショット!バストショットが出てくるのはこれだけでは?男女のバストショットは不吉。
逆光の場所でキスしてから、明るいところに出て行くショット。
pier

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3.4
ドジな主人公だけど、心暖まるラスト。
線を作る点一つ一つに物語がある。
50年に渡って陸軍士官学校の教官を務めてきたマーティに退職勧告が下される。退職したくないマーティは大統領に直訴、積年の思い出を語り始める……という導入から、マーティの半生を描いた一作。ちなみに原作は、主人公マーティン・マーの自伝らしい。
移民であるマーティが士官学校の給士として就職したにも関わらず、ソコからどう間違えば教官になれたのかは面白おかしく描かれ過ぎていてビミョーながら、士官学校の中で生きた半生を妻との生活や生徒達との交流をもって温かく表現されていた。そして、移り行く時の流れの中で去り、戻ってくる教え子達の姿に戦争の惨たらしさを散りばめた絶妙が味わえる。

ちょっと時系列がガンガン進むので人物相関がこんがらがってくるけど、その慌しさも戦時感に繋がってる……気がするから不思議。
寿都

寿都の感想・評価

4.5
マッカーサーも卒業した【ウエストポイント陸軍士官学校】で50年間勤務した、実在の人気者先生【マーティン・マー】の半生をタイロン・パワーが演じた、人情物語。コメディタッチ。

このマーティンマー、寅さんに似てる。
短気一本気で口の上手いハッタリ風来坊。そして誰よりも心暖かい男。
厳格さの権化である名門士官学校に、寅さんみたいな男がいるわけですから当然面白くなるわけです。変人の可愛い父親も出てきます。
寅さんパターンでモーリンオハラに一目惚れするのですがなんと恋が成就し、寅さんなのに最高の伴侶を得るのです。この夫婦がこれまた理想的な夫婦なのです。ラブラブです。結婚したくなります。ですが子供は死産、士官学校の若者達を我が子だと思って生きていこう…‼︎と決心したらしたで我が子達は戦死していく。葛藤に苛まれながらもウエストポイントで誇り高く生き、愛されるマーティンマー。

軍事を美化したくありませんが、戦争の裏でこんな人生があり、こんな愛すべき人達がいたんだとしみじみする名作映画でした。そしてアメリカが移民の国であることを実感できた。
kentaro

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-
極私的ジョンフォード映画祭。

・・・これもダメだった。

コメディだが笑えない。
そもそも、実話!というほどの人生じゃない。
田中元

田中元の感想・評価

3.2
ジョン・フォードの描く男らしさは西部劇だと気にならないというかむしろ美点ですが、いかにも愛国的なこういうお話になるとちょっと苦手。
こう言う大河モノ映画は大好き!
ラストに感動
多分、今時の方には、
つまらないだろうなw
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