Pep

英国式庭園殺人事件のPepのネタバレレビュー・内容・結末

英国式庭園殺人事件(1982年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

最初に銅像男が屋根から食事を覗いているところよき。徐々にカメラが引き食事風景全体を映す様が、喜劇性を際立たせる。道化役の彼が観客の視点に一番近い気がする
冒頭、怒涛の英国ジョーク&マウントと、カリカリと音を音を立てながら筆記体で書かれるタイトルロゴ(この、ペンでカリカリと書く気持ちの良い音はグリーナウェイ映画に頻出するが、彼の好みなのだろう)が交差するリズムで一気に映画に引き込まれる。
絵画に描かれた象徴を人々が多様に解釈することを利用したトリックは、絵画への皮肉に満ちていて面白い。
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