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マスクのmanamiのレビュー・感想・評価

マスク(1994年製作の映画)
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間違いなく見たことあるはずなのにMarkし忘れてて、話もすっかり忘れちゃってたから再鑑賞。
ユングが提唱した「ペルソナ」。語源は「仮面」、意味するのはある人物の「外的側面」「社会的に求められている役割」「他者に見せている姿」ってところか。スタンリーが初めてティナに出会うシーンではロールシャッハテストって言葉も出てくるし、もしかしたらもともとは心理学から着想を得たのかな。
まあ内容は、そんな学術的なことなど微塵も感じさせないドタバタドンパチで、ジムキャリーのコメディアンぶりがとにかく無双してる。
唯一私の記憶に残ってたのは、ザ・マスクがグネグネしたりビヨーンってなったりして、飛んでくる弾丸を避ける場面。ティナのステージを観て大興奮してるあのポーズは覚えてはなかったけど、有名だから「ああ、これか〜」ってテンション上がる。
鏡の前での身支度から「もう誰も止められない!」までのくだりも印象的ね。髪もヒゲもないのにってベタだけど、あの振り切り方がどうしたって笑いを誘うのよ。
あと、デートで着てた、黒ベレー✖️赤バイピング黒ジャケット✖️首元赤スカーフ✖️太ピッチ黒ボーダートップス✖️赤パンツってコーデが可愛い、好き。
可愛いと言えばスタンリーの愛犬マイロも忘れちゃいけないね!今作登場人物の誰よりも賢いよ。鍵をこっそり取ってくるシーンとか、どうやって撮影したの?ピタッと止まるのなんてもうほんと可愛すぎるんだが。そして渡してくれるのかと思いきやヴーヴー言って離してくれないの、ワンコあるある。

80
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