ジョン

永遠の語らいのジョンのレビュー・感想・評価

永遠の語らい(2003年製作の映画)
3.4
これは評価高すぎるんじゃないか?他の人も結構困惑してるし。前半の母娘の遺跡巡りはまだ楽しめた。子どもの無邪気な眼差しと歴史的建造物のオーラが良い対比となっていて良かった。が、後半、おば様たちの船上での会話から集中力が切れていき、ラスト、確かに一生忘れないくらいの衝撃はあったけど、んー雑だなあと感じてしまった。

会話劇はもともと嫌いじゃないけれど、本作の会話はどこか不自然で、役者が台詞を読んでいるようにしか見えなかった。役者は悪くないはず、なのに全く血の通った会話に見えなかった。そりゃ退屈なわ。

他の人の絶賛レビューを読んでなるほどと思いつつ、しかしそれを踏まえてもイマイチだと思う。なおジョン・マルコヴィッチのあの顔だけは最高に良い。
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